沖縄産のパイナップルの甘さは格別です。

初めまして。

今日からブログを書き始めることになった沖縄んガールです。

生まれも育ちも沖縄の私が美味しい沖縄をお届けできればと思ってます。沖縄は独自の物産の宝庫です。その土地柄と気候により、本土とは違うのはある意味当然ですが、本土ではまずお目にかかれない農産物の一つを紹介します。

それはパイナップル。南国の楽園を代表するフルーツとして広く認識されていますが、ここ沖縄では全域にパイナップル農園が広がっているわけではありません。実はパイナップルは酸性の土壌を好み、沖縄の中部地帯で栽培されているのです。私が最初に沖縄へ訪れたのは今から30年以上昔となりますが、その頃にはもう沖縄を代表する観光地の一つとして知られていました。つい先日、再び同じ地域を訪れる機会に恵まれたのですが、風景は一変していましたね。

あの当時はいかにも農産物の販売所、というイメージだったのがトロピカルフルーツ王国といった趣になっていたのですから。様々な果樹が植えられ、色取り取りの鑑賞用の鳥類も飼育されていて、なるほどなと思いました。赤土に緑色の葉の上に小粒なパインが並んでいたのとは大違いでした。

施設の職員の案内によって一通り園内を巡った後は、お待ちかねの試食タイム。皿に盛られた小口切りのパインを観光客が思い思いに口にするスタイルでした。生のパインの食感が口の中に広がります。当たりが良くなかったのか、特に美味ではないようでしたが、それでも満足するまでは口に出来ましたが。今年は生育がいまいちだと案内係も言っていましたが、園内の隅で見かけたパインは確かに小さく、青いままでしたからそれが味に出たということでしょうか。

販売コーナーには他にも珍しい果物も売られていて、外地とは違って植物検疫の必要の無い沖縄のありがたを感じましたよ。私は格安だというバナナを一本買ってみたのですが、とても味わい深い物でしたね。コクが違いましたから。未成熟なまま輸入して国内で追熟させたのとは大違いでしたよ。

最初にパインを買った時も熟成させ過ぎて腐敗寸前の実を家族全員で処理したという苦い思い出が脳裏に浮かび上がりました。何事にも時期というものがあり、それを見違えると良い結果には結びつかない。今回のパインは時期が良くなかった。そう思いかけていました、あの時までは。前回食したあの時のパインはうまかったけれどな、と思いながら夕食の食事会場へ行きました。バーベキューのバイキングには、肉以外にも様々な食材も並べられていました。

その時のパインがまさに最初の沖縄での味だったのです。パインの生果には肉類の消化を助ける効果があるので、もしかしたらそれも作用したのかも知れませんが(未熟過ぎると口の中が荒れる可能性もあるので御注意ください)、王国の物よりはるかに美味だったことは間違いありません。沖縄土産として一人一個ずつ貰ったパインは小粒でしたが、農園で口にした物よりも濃厚であり、あの時の感激が再び時を経て蘇ったのです。

これくらいなら一本くらいは、と思わされました。

 

これからよろしくお願いします。

島袋彩未